アパートびのびした生活

アパートびのびした生活

古い木造アパートでの暮らしについて

多くの人が抱いているイメージでは、アパートというものは年月を経てそこそこボロっちくなっていて、経済的にあまりゆとりがない人たちが暮らす場所、というものだろうと思います。けれども私の知っている中には、毎月25万円くらいはでるであろうと思われる厚生年金を受け取っている人でも、風呂なしアパートに住んでいます。昔から住んできて、町内の人も良く知っている人たちばかりだから、いまさら他のところに動きたくない、というのです。玄関は昔ながらの引き戸で、しかもガラスの面が広いことから、簡単にガラスを割ってカギを開けて侵入できそうな部屋です。

けれども建造物そのものが昭和30年代に作られたものということもあって、あちこち錆びてガタが来ています。閉められた玄関扉がうっすらと隙間が空いているのも、長年の間に建物にひずみがきているからでしょう。そんな不便そうなアパートでも、ずっと住んでいればそこの居心地がよくなるものなのかもしれません。もちろん自分で努力して住み心地をよくしてきた、ということもあると思いますが、アパートでは隣人とうまくいきさえすれば、住み慣れたところでずっと過ごしていけた方が、年を取るにつれて新しいところへの引越しはできなくなるのかもしれません。


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